こんにちは!
たくやです。
今回はバドミントンのお話をしようと思います。
バドミントンは、ラケットとシューズ、シャトルがあれば体育館を借りてプレーができる、シンプルで気軽に始められるスポーツです。部活動やクラブチーム、サークルなどで社会人になってから始める方も多くいらっしゃいます。
でも、いざ始めようと思っても「どこからサーブするの?」、「点数の数え方が分からない」など、ルールが曖昧なままだとハードルが高く思えてしまいますよね。
この記事では、初心者の方に向けてバドミントンの基本ルールをわかりやすく解説します。サーブの位置や点数の仕組みを中心に、画像付きで紹介しますので、これから始める方はぜひ参考にしてください。
バドミントン初心者にオススメ!ラケット4選
↑こちらの記事では初心者の方にオススメのラケットと選び方を紹介しています。
ぜひ参考にして、良いバドミントンライフをスタートさせましょう!
バドミントンの基本ルールをおさえよう!
バドミントンにはシングルスとダブルスの試合形式があります。シングルスとは、1対1で試合を行う形式に対してダブルスは2対2で行います。試合の流れやコートの使い方にはそれぞれいくつか特徴があるので解説していきます。
● 試合の勝敗と点数の仕組み
バドミントンの試合は21点3ゲームの2ゲーム先取で行います。ラリーポイント方式といって、どちらがサーブを打っていてもラリーに勝った方に1点入る仕組みになっています。バレーボールと同じ得点の方式ですね。
なお、ゲームは21点に到達すれば勝ちですが、20対20になった場合は2点差がつくまで続行されます。なので22対20で決着がつくケースが起こりえます。ただし、最大は30点までで29対29になった場合、次の1点を取った方が勝ちとなります。
1ゲーム目が終了後、エンドを交代します。2ゲーム連続で勝利した場合は試合終了ですが、ゲームカウントが1-1になった場合は3ゲーム目に入ります。この時もエンドを交代します。
また、3ゲーム目ではどちらかの点数が11点になった時にエンドを交代することになります。
● コートの使い方
バドミントンのコートにはシングルス用のラインとダブルス用のラインが一緒に引いてあります。シングルスではサイドラインは内側、エンドラインは外側を使用します。ダブルスではサイドラインもエンドラインも外側を使用します
画像で示すと以下のようになります。赤枠の内側がコートの範囲になります。

サーブのルールと順番の覚え方
初心者の方が混乱しがちなのがサーブを「どこからどこに打つのか」です。ここでは、サーブの基本ルールを解説します。
● サーブの基本ルール
- サーブは下から打たなければいけません。
- コートの範囲はサーブ用の範囲内に打たなければアウトになります。
- サーブは対角に向けて打ちます。
サーブを打つ位置に関して詳しく説明します。
自分の得点 | サーブの位置 |
---|---|
偶数(0, 2, 4…) | 右側からサーブ |
奇数(1, 3, 5…) | 左側からサーブ |
たとえば、自分が4点であれば右側からサーブを打ちます。もし5点になったら、次は左側から打ちます。
サーブ権は、ラリーに勝った方が得ます。したがって、ラリーに勝ち続けるとずっとサーブを打つことになります。テニスや卓球とは違うところですね。
ラリーに負けて相手にサーブが移った場合は、相手の得点が偶数か奇数かでサーブ位置(右か左か)が決まります。
そしてシングルスとダブルスではコートの範囲が異なります。

黄色(自分の得点が偶数)からサーブを打つ時は相手エンドの黄色の範囲に、青色(自分の得点が奇数)からサーブを打つ時は相手エンドの青色の範囲に打たなければアウトになります。ダブルス場合はサーブのみエンドラインが内側の線になることに注意です。ややこしいですね。
もっと細かな反則などありますが、初心者同士でプレーする場合でも、経験者に交じってプレーする場合でも、ひとまずここまでのことを覚えればスムーズにゲームが進みますし試合中にルールのことで指摘をされることは少なくなると思います。
その他のルールのポイント
ここでは、試合中に知っておくと便利な基本ルールをいくつか紹介します。
● フォルトになるケース
以下のようなプレーはフォルト(反則)として相手の得点になります。
- 天井や壁にシャトルが触れた場合
- シャトルがコート外に出た場合(ライン上はインです)
- ラケットや身体、衣服がネット、ポールに触れた場合
- 同じプレイヤーが続けて2回シャトルを打った場合
- ダブルスで自分とそのパートナーによって連続で打った場合
● イン・アウトの見分け方
シャトルがラインに触れていればインです。判断が難しい時は試合であれば主審の判断でゲームが進みます(やり直しになる場合もある。)レクリエーションのような場合はプレーヤー同士で審判をすることも多いので、その時はお互いに話し合って決めましょう。
まとめ
バドミントンの一見シンプルに見えても、実はルールをしっかり理解していないとスムーズにプレーできません。
この記事で紹介した内容を振り返ります。
- 点数は21点制、ラリーポイントでどちらが勝っても点が入る
- サーブ位置は得点の偶数・奇数で左右が決まる
- コートはシングルス、ダブルスでそれぞれ違う
- フォルトやイン・アウトの基本も把握しておく
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、何度かプレーしていくうちに自然と覚えていきます。
ぜひ、この記事を参考にしてバドミントンライフを楽しんでください!
それでは!